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講師コラム

「アンガーマネジメント」(研修開発グループ 大貫 晋吾)2026/01/07

 「アンガーマネジメント」という言葉は、皆さん、なにかしら耳にしたことがあるのではないでしょうか。
怒りの感情を上手く扱うための技術や心の訓練のことです。怒りを無理に抑え込み「怒らないこと」ではなく、
必要なときは適切に伝え、不要なときは落ち着いて対応することを目指します。
 その中で、よく「6秒ルール」というのが取り上げられます。
「6秒ルール」とは、怒りが湧いた瞬間から6秒待つことで、理性的な言動をできるようにするという方法です。
 でも、6秒って何なの?その科学的根拠は?と思われる方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
そこで、AIアシスタント「Copilot」を活用してみました。その内容を要約すると以下の通りです。

 1.神経科学においては、怒りなどの情動によって体内に発生した化学反応は約6秒でピークを過ぎると説明されている。
   もう少し詳しく言うと、感情は脳の辺縁系(特に扁桃体)で生じ、その情動反応はカテコールアミン等が
   分泌されることで一気に高まるが、その生化学的反応は 6秒で「自然減衰」を開始する。
   この「自然減衰」を待つのが6秒ルールの基盤。

 2.怒りの瞬間、脳内ではまず扁桃体が脅威を察知して、瞬時に怒り・恐怖の反応を起動する。
   一方で、理性・判断の中枢である前頭前皮質は扁桃体より反応が遅く、すぐには働けない。
   そのため、時間稼ぎをしなくてはならず、その時間稼ぎの目安が「自然減衰」が始まる6秒とされている。

 3.怒りの発生時には、カテコールアミンの放出(アドレナリン等)の他に、心拍・血圧の上昇、呼吸数の増加、
   注意の過集中などの生理反応が起きる。
   これらの反応は急激に立ち上がり、その後数分間持続するが、最初の強い衝動は最初の6秒に集中している。
   したがって、この6秒を乗り切ることが行動抑制に大きく影響するし、上手くそれを利用しようというのが6秒ルールである。

 それぞれちゃんとした研究結果に基づいているようで、感覚論ではなさそうです。
 でも、なんとなく、私は未だに「6秒」という数値に半信半疑です(こちらの方が感覚論ですね)。
 弊社のアンガーマネジメント研修では、「間をおく」「一呼吸入れる」とお伝えしています。
リラックスした姿勢でゆったり深呼吸をしてもらって6秒計ってみます。大半の方が1~1.5呼吸(吸って吐いてで1呼吸)です。
一呼吸に個人差はあるものの、心拍数は自分でコントロールすることはできませんが、呼吸は意図してコントロールすることもできます。

 「カチン!ときたら一呼吸」。試してみてください。