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David Matsumoto, Ph.D. (デーヴィッド・マツモト)
  Dr. David Matsumoto は、文武両道の人で、社会心理学の研究とともに柔道への研鑽も両立させている珍しい日系3世。ハワイ・ホノルルの藤谷道場で7歳から柔道の稽古をはじめる。大学時代まで全米大学柔道界で活躍。その後、指導者に。
 現在、全米柔道連盟七段。全米柔道ナショナルチーム強化委員長・国際柔道連盟オフィシャル・リサーチャーなどを歴任。サンフランシスコの East Bay 道場館長として、体育・徳育・知育の講道館柔道の指導を続けている。
 柔道関係の著書には、『柔道』Introduction to Kodokan Judo: History and Philosophy(単独著)、A Sport and a Way of Life(共著), Judo in the U.S.(共著), The Thrill of Victory and the Agony of Defeat(単独書)などの単独・共同著書がある。
 また、日本武道館刊行『武道』(月刊)に、Rethinking of Judo in Japan を2年間24回連載した。
 本編の『アメリカの個人主義と自由の神話』は、社会心理学の研究者および柔道の指導者の両方の知見から執筆したものといえる。