講師コラム
あなたの『トリセツ』見てみませんか?(講師 上田 智子)2023/10/04
~KBP講師が人事担当者様・ビジネスパーソンの方々へ役立つヒントをお伝えします~
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自分にとって接しやすい人と、接しにくい人が世の中にいることを不思議に感じたことはありませんか?相手がなぜその行動をとるのか理解できず、イライラしたことはありませんか?
人間関係の悩みは、年をとっても、働く場所を変えても多かれ少なかれどこにでもあります。あの人とは合わないと思っても、職場で全く関わらずに過ごしていくことは難しいのではないでしょうか。自分や周囲の人たちがどんなことを優先したいのか、どんなことにストレスを感じるのか、あらかじめわかっていれば、もう少し人間関係がうまくいくと思いませんか。
Everything DiSC(ディスク)という自己診断ツールは有効かもしれません。DiSCは4つの基本スタイルをベースに個人の好みや傾向を測定し、組織における人の成長を促進する学習メソッドです。ご自身の行動特性を知り、自己理解を深めることが出来る、あなたのトリセツのようなものです。ご自身のスタイルを知ることで、スタイルが異なる同僚とよりよく接していく方法についても学ぶことができます。
自分が知っている自分と、他者から見えている自分は、実際ズレていることが多いです。コミュニケーションをよりよくしたい相手と一緒に、またはチーム全員で診断を受け、結果を共有しておくと、自己開示がしやすくなります。互いの違いを知り、相手のことを受け入れる手助けになるかもしれません。実際にDiSCを社内の共通言語として取り入れている企業もあるようです。
私自身はパートナーと性格も、考え方も、仕事の進め方も何もかも違うな~とうっすら感じていたのですが、診断結果を見て、真逆のスタイルということがはっきりわかりました。トリセツがあれば、自分と相手との違いに納得がいきます。違いを受け入れ、相手にどんな関わり方をすれば良いのかを考えることができます。
コミュニケーションでお悩みのあなた、まずは自分のトリセツを見てみませんか?
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★コラムと関連する研修紹介
対人能力向上(with DiSC)
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https://www.kobelco-hrd.com/coursedetailbiz2023.php?23016