● 微細表情認識トレーニング(SubX)


── そのほかのコースはあるのでしょうか?
■ マツモト先生 Humintell 社には、このほかに SubX と略称している Subtle Expression Recognition Training(SubX)があります。私と Dr. H・S Hwang が制作したもので、もともとはアメリカ政府機関のためにファンドをもらい開発した製品です。
 微細な表情は、エモーションの強さが低いので、見極めるのがたいへん難しい。最近の研究によって、微細な表情を突きとめることは、欺瞞(ぎまん)を突きとめたり、隠したエモーションの徴候を見つけるのに、きわめて重要なことがわかってきました。
 これにも、「初級」「プロ級」「エリート向き」などのコースがあります。

SubX

── MiX などとの違いはありますか?
■ マツモト先生 特色は、基本テストにあります。13点の指導 VTR による、70色のカラーイメージの実践テストです。

── 現在、どのような組織の人たちが受講しているのでしょうか?
■ マツモト先生  
A.政府関係部署
  ① 国務省
  ② 合衆国連邦裁判所
  ③ FBI
  ④ 交通安全協会
  ⑤ サンフランシスコ警察署
  ⑥ サクラメント警察署  
B.弁護士、裁判官
  ⑦ アメリカ司法協会
  ⑧ アメリカ国防委員会
  ⑨ 合衆国破産裁判所連邦裁判官  
C.医師・医学関係
  ⑩ メイヨ・クリニック
  ⑪ カイザー常設委員会  
D.教育関係
  ⑫ クリーブランド州立大学
  ⑬ カリフォルニア大学 サンタ・クルーズ校
  ⑭ ニュー・メキシコ州立大学
  ⑮ ブレーゼ・パスカル大学(フランス)
などで、つぎつぎに増えています。